STORY

嵐、疫病、飢餓、貧困・・・

原因不明の災害に襲われ荒れ果てたテーバイの国。

民衆は神に祈り、嘆願の小枝を持って国王オイディプスのもとへ集まった。

そこへ預言者が現れ、厄災の原因は土地を汚された神の怒りによるものだと言う。

すなわち、先代国王を殺害した犯人を捕らえ罪を償わせれば平穏が訪れるだろう。

これは神託であると告げた。

半信半疑ながら国王オイディプスは捜査を開始する。

次第に明らかになる事件の真相。

真実が導く意外な結末とは・・・。


ソフォクレスが書いた、古代ギリシャ悲劇の最高峰が現代アートとして甦る!

ギリシャ悲劇とは。

紀元前5世紀ころ古代ギリシアのアテナイで生まれたとされる演劇で、アイスキュロス、ソフォクレス、エウリピデスの三人は三大悲劇詩人と讃えられています。

ソフォクレスの時代の演劇ルールとは。

1、セリフを喋る俳優は三人まで。

2、半円形のステージ(オルケーストラ)では合唱団(コロス)が歌ったり踊ったりする。

3、全員仮面(ペルソナ)をつけている。

4、俳優は一人で何役もこなす。

5、出演者・観客は全員男性。

などなど。

「オイディプス=罪名」では。

5人の女優が全員で全役を演じます。

オイディプス王、イオカステ王妃、コロスまで。

一つの戯曲で同時に二つの演出で上演し、観客席とのわずかな距離を無限の想像力に変えていきます。

ちょっぴり前衛的な試み。

拡張現実のような演劇をぜひご体感ください。